反射原理
CSR 780は、反射原理による切替ライトカーテンで、高解像度で高速応答が可能なため、特に機械での物体カウントや排出制御などに適しています。反射原理により、最大700mmの検出範囲と、最大3.5m/sで10×10×1mmのような小さな物体のギャップレス検出が可能です。さらに、汚染時の再調整や、故障前表示のための警告出力もあります。
凸凹のある物体の確実な検出
ライトバンドを伴う光学センサは、物体の形状が一定でない、つまり可変のアプリケーションに順応します。
単一のライトビームを伴うセンサは孔あきの、または凸凹の物体で限界に達しますが、RK46Cのライトバンドが物体の連続検出、および前縁の明確で正確な検出を、たとえとても平坦な物体（ポリ袋など）でも可能にします。
閉じたライトバンドを伴うRK46Cは、従来のライトカーテンよりも相当にシンプルでコスト効果の高いソリューションといえます。
RK46Cでの検出のため、ライトバンドの中のいずれかの地点において遮断があれば、オンライン通販業界で使用されるパレットや分厚い封筒（「ポリ袋」）など、さまざまな高さの物体を確実に検出するのに十分です。25 mmまたは60 mmのライトバンドを伴うセンサは、ティーチボタンを伴う他の回帰反射式光電センサと同じ方法で扱われ、とても使用しやすいです。
より小さい物体には、より高い分解能と2つの測定フィールド長さを伴うCSR 780反射型ライトバリアが使われます。
アプリケーション
パレットの検出
要件：
すべてのタイプのパレットが、長さ全体にわたり確実に検出されなければなりません。欠陥や穴のあるパレットも許容されなければなりません。
解決策：
回帰反射型センサ RK 46C も凸凹な形状や穴を確実に検出します。このために、これらのデバイスは幅60 mmの強力なライトバンドを使用します。
ポリ袋の検出
要件：
ポリ袋は、ベルトコンベア上で最高2.5 m/sの速度で長さ全体にわたって確実に検出されなければなりません。
解決策：
RK 46Cシリーズの回帰反射式光電センサは、ベルトコンベアシステム上で最小3 mmの物体を確実に検出します。このために、これらのデバイスは幅25 mmの強力なライトバンドを使用します。250 Hzのスイッチング周波数により、RK 46Cはコンベアの速度が高くても物体を検出します。
