
材料の引き渡しステーションにおける出入り口の保全

要件:
積荷が変わるパレット-例えば、異なる形状やサイズまたは部品を積んだパレット-が、危険エリアから搬出されなくてはなりません。設備へのアクセスが保護されています。最適な活用度を実現するには、パレットを搬出する間も設備は中断することなく運転されなくてはなりません。
ソリューション:
コンベア区間には、二基のマルチビーム-セキュリティ-ライトバリアによって制限されているセキュリティスルースゲートが設置されます。ライトバリア間のエリアは、水平方向に取り付けられたセーフティライトカーテンによって監視されます。このライトカーテンが、保護フィールドで人がいるかどうかを検知します。
動作原理:
コンベア区間には、垂直方向の保護フィールドでスルースゲートエリアを制限している二基のセキュリティセンサが設置されています。このエリアを通って搬送物が搬出されます。エリアのサイズは、エリアが最も大きい搬送物を包括するように形成されます。搬送物が搬出される際にスルースゲートエリアを離れると、水平方向に取り付けられてたセーフティライトカーテンがスルースゲートエリアを検査します。商品または人がエリアに検知されない場合に限り、システムは内側にあるセーフティセンサを再び解除して、次の搬送物が再び搬出できるようになります。その際に、技術安全的に適正な進行がシステムによって監視されます。
お客様の利益
- 積荷が交代する場合でも、中断することのない運転による設備の最適な活用度を実現するためのフレキシブルなセキュリティコンセプト
- 任意の形状やサイズ並びに部品を載せたパレットの信頼できる搬出
- フォーマットを変更した場合でも装備変更は不要
- 操作による介入は不要

システムコンポーネントとセキュリティパラメータ
セーフティセンサ:デバイスタワー装備のMLD 500 マルチビーム-セキュリティ- ライトバリア、 セキュリティ-ライトカーテン ELC 100 または MLC 500 |
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システム制御:セーフティ制御MSI 400 | |
Leuzeのセキュリティプログラム | |
EN ISO 13849-1に準じたPL e、IEC 62061に準じたSILCL 3 | |
2チャンネルセーフティ出力 |